CLASSIC

Olivier Greif

Olivier Greif/ Le Reve Du Monde
Player オリヴィエ・グレフ(ピアノ)
ドゥヴィ・エルリ(ヴァイオリン)
イヴリン・ブルンナー(ソプラノ)
アンリ・バルダ(ピアノ)
ネル・フロジェール(ソプラノ)
ハワード・ハスキン(テノール)
ジョー・ピッケンス(ソプラノ)
カトリーヌ・デュボスク(ソプラノ)
ジャン=ポール・フシェクール(テノール)
Conductor
Composer Olivier Greif
Label INA,memoire
Catalog IMV084
Format CD
Discs 2
Category Chamber Music
Street Date 2010-06-30
Running Time:155分47秒
Recording Date:1962-97
Origin:FRANCE
Description
Sonata for Piano(1961)
パリ音楽院で音楽理論を学んでいた時期の作品。
62年5月23日付けの記録で次のように記している。
「コンサートは音楽院の古いホールで行われた。僕は自分で
作った組曲を演奏した。作品は4つの部分からなる。
(mouton, gamme, tristesse, tourbillon)
Sonata for Viclin and Piano No.2(1967)
コントラストのはっきりした4つの楽章からなる。この作品は
音楽院の作曲コンテストで第1位となる。
Tony Audinに師事して2年間作曲を学んだ結果と考えられる。
彼の作品を高く評価したレコード出版会社が、すぐに録音した。
グレフの公の場での演奏は1968年12月 Salle Gaveau。
Sonata for Piano De guerre(War Sonata)(1965-1975)
ピアノによる詩ともいえるこの作品はアルバム中の傑作の
ひとつとされる。完成に費やした10年間はグレフをひどく
悩ませたという。
グレフ自身の演奏で78ネンAbbaye de Royaumontで初演。
グレフは戦争を3つの段階に捉えている。
戦争そのもの、死と哀悼そして希望と勝利だ。
活気あふれるトッカータとエンディング。
Wiener Konzert(1974)
ドイツの詩人ハイリヒ・ハイネの叙情間奏曲をもとにした作品。
1974年4月パリ・エコール・ノルマル音楽院で初演。
ソプラノNell Frogerとグレフのピアノ。
Bomben auf Engelland(1974-76)
1976年12月Theatre Essilom で初演。Nell Froger(ソプラノ)
野田燎(サクスフォン)、グレフ(ピアノ)ドイツ空軍パイロット
がイギリスを爆撃する前に詠唱していた歌をテキストに
したという。「Bomben auf Engeland, Bombs on England and
Bomben auf Engelland, Bombs on angel and」という言葉
遊びにはドイツ軍に対する皮肉が込められている。
ナチスの犠牲者となったユダヤ人に捧げた作品。
Petite Cantate de Chamber( Little Chamber Cantata)(1977)
スイス・ラジオ放送から委託された作品。1977年12月委託
を受けたラジオ曲で初演。Evelyn Brunner(ソプラノ)、
Henri Baraa, グレフ(ピアノ)。厖大な歌と難易度の高い
ピアノという変わった取り合わせのアンサンブルのため
演目としては敬遠されがちだ。
Sonata for Violin and Piano No.3 The Meeting of the
Waters(1976/1993)
アイルランドのロマン詩人トーマス・ムーアの作品に
アイリッシュ・メロディーを付けた作品。1976年12月パリ
Theatre Essaionで初演。 Gaetone Prouvost(ヴァイオリン)
tracklisting
DISC.1(79分10秒)
1-3. Sonate de guerre
4-7. Sonate n.2 pour violon et piano
8. Petite Cantate de chambre
9-12. Suite pour piano
13-17. Wiener Konzert

DISC.2(76分37秒)
1-4. Le Reve du monde
5. Bomben auf Engelland
6-7. The Meeting of the Waters
8-9. Hommage a Paul Bowles
10. Les Trottoirs de Paris
 

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